憧れのカード

2014年9月22日
今回は完全なるチラ裏というやつを書いてみようと思います。何かというと、そのタイトルの通り、「憧れのカード」です。みなさんも「憧れのカード」というものがあると思います。そこから私がモダンに参入した理由へと綴っていきます。チラ裏ではありますが、(一応)共感や参考にして頂ける部分もあると思いながら書いていきます。お付き合い頂ければ幸いです。

【憧れのカード】
私の場合は《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》です。

【プロツアーGTC】
私は昔MTGをやっていたことがあったのですが、一旦やめてしまい、ギルド門侵犯のリリース頃に復帰しました。そして右も左もわからない環境で見始めたPTGTC。

そこには《スラーグ牙/Thragtusk》と《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》をスイスイと飛び越え、走る《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》の姿が!

当時も多かった《至高の評決/Supreme Verdict》などの除去を耐える力があり、しかも最高にかっこいい飛行速攻!!

PTGTCはPT《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》とも言われたようですが、私の中ではPT《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》。それぐらいの衝撃でした。

【で、どうしたかというと・・・】
GTCには復帰していたので、《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》を使える時期ではあったのですが、当然私のように衝撃を受けた人も多く、貴種の値段は凄まじいことになっていました。

私はMO専門なのですが、当時は20チケ弱ぐらいだったと思います。復帰してすぐであり、まだ金銭感覚が正常だったので、こりゃたけーなと。もうすぐローテだし、たけーなと。

そんなこんなで《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》さんはローテションアウトして行きました。

(※じゃあ何をしていたかというとRTRブロック構築をしていました。啓示で昇天してました)

【テーロスの参入】
ローテーション落ちも気にせず済むようになり、ここから本格的にスタンダードに参入しました。デッキはというと、ブロックから継続して啓示コン。青単・黒単にも相性は悪くなく、そこそこ使いました。

当然飽きも来るわけで、それからは青単・黒単などなど使ってはみたものの、環境に黒単が多すぎて、嫌気がさし始めます。

正直なところ、スタンダード後期はほぼMTGをしていませんでした。スタンダード専門でしたし、スタンダードもする気が起きなかったので。

そんなこんなしていると、MOでスタンダードのカードの値段がローテーションを見据えて下がり始めます。カードもほぼ使っていなかったので、売ることを決意。ここから本格的にMTGをしなくなります。

そして株のようなことをし始めます。これはまだ継続中ですが、正直いって株にどっぷり浸かることはおすすめしません。ハッキリ言って本末転倒です。MTGをプレイせず、日々の価格変動に目が行く。もちろんこれも1つの楽しみだと思いますが、大事なのは「バランス」だと思います。

どれだけ一生懸命に株をやろうと、バイトや仕事をした方が稼げますし、何より後々の人生に資するでしょう。株に没頭するのではなく、プレイもした方が「趣味」として適合すると思います。

【タルキールへ!!・・・??】
そしてM15もリリースされ・・・KTKのプレビューも終わり・・・。さて次期を考えるか!と思い、つい先日まで色々とデッキを考えていました。

KTKは楔3色ということで、3色から手を付け始め、一番しっくりきたのがマルドゥ(オロス)でした。よく言われていますが、《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》と4マナ5/4のデーモン《軍族の解体者/Butcher of the Horde》がいたので、この2枚は相当良いだろうなと思ったのです。

《軍族の解体者/Butcher of the Horde》は《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》に通ずる部分があり、巷では「貴種より強い」という声すら見受けられました。

ただどう考えても《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》の方が強いと思ったのです。もちろんP/Tもライフリンクも警戒などの能力も貴種の方が劣っています。ただ個人的に重要だと思うのは除去耐性でした。

この思考は、前スタンダードが黒単にまみれていて、重たい生物は使用を避けたい、というところからきているのだと思います。《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》や《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》も使われてはいましたが、決して良いカードには思えませんでした。

ここで《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》への熱い思いが蘇ってきます。やっぱりあいつは最高なんやな!と。

そして追い打ちをかけることが起きます。《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》の高騰です。これに関しては私の怠惰としか言い様がありませんが、まだ下がる・・・と思っていたらこの様でした。これがいわゆる「スタンダードを追うのは大変」という言葉に繋がるのだと、初めて感じました。

ローテーションを前にカードを売り払ってしまうと、構築ができなくなる期間が生じてしまうなぁ・・・という前々からの不安要素も相まって、ここでスタンダードへの諦めがつきます。

【次なるステージへ】
そして今現在スタンダードで高騰しているカードを売りつつ、、、、昨日、モダンに参入しました。

私の憧れのプレイヤーであるSam BlackがモダンにおけるThe Aristocratsを記事にして下さったので、そのデッキを作成しました。

まだ少ししかプレイしていませんが、「MTGの楽しさ」を感じることができました。

スタンダードではどこか“疲労感”のようなものを感じつつ、正直なところ、MTGが楽しいとは思えませんでした。

「MTGは楽しみ方が人それぞれ」「結局強いのは自分に合ったデッキ」・・・こういった先人たちの言葉が身に染みています。本当にそうだと自信をもって言えます。これらの言葉に嘘偽りはありません。

「やりたいことをやる」。「やりたいこと」が移り変わるのは問題なく、とにかくMTGを「楽しむ」。

MTGは楽しいものですから、楽しまないと損ですよね。

モダンにはまだまだ疎いですが、知らないことばかりでワクワクします!

モダンをやっている方々は、色々アドバイスして下さると私は泣いて喜びます。

【おわりに】
ながーーくなってしまい、申し訳ありません。お付き合い頂いた方々、ありがとうございます。本当に個人的なことが多かったので、読んで下さった方には感謝し切れません。

MTGにどこか“疲労感”を感じている方々の助けに少しでもなれれば・・・と祈りつつ締めとさせて頂きます。

皆さんの「憧れのカード」も非常に興味があります。コメントに寄せて頂けると泣いて喜びます。

ありがとうございました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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